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本 「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」リチャード・スミッテン著

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世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)
リチャード スミッテン
角川書店
売り上げランキング: 24,923

 

世紀の相場師 ジェシー・リバモア。 数度破産しながらも、元々持っていたトレードの才能を生かして財を築いていく、19-20世紀に生きた伝説の投機家の生涯を描いている本です。一言、とても面白かったです。1人の人間の生涯を描いた読み物としても面白かったですし、トレードについても参考になるところが多かったので、また読み返したいと思っています。

 

The king of cottonと呼ばれる、リバモアの知人で綿について、ありとあらゆることを知っている人が、綿相場で破産するという話も示唆にあふれていると思いました。他の本ですが、株のアナリストがトレードが下手という話と通じていると思いました。

 

以下、リバモアが相場について述べていることを少々書き出してみます。今でも十分通用することを述べています。やはり基本のところはいつの世も変わらないわけですね。

 

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「博打」と「株式投資・投機」の違いー>「相場の動きを漫然と「期待して待つ」のは博打であり、忍耐強く待ち、シグナルを見出して瞬間「反応する」のが投資・投機である。」

 

「相場判断の誤りが明白となり、株価が目論見と逆の方向に走り始めたとき、その相場師の真価が問われる。この時点で即断即決し、損失を最小限に食い止めなければならない。逆方向に株価が動けば自分の眼鏡違いは明らかなのだから、即座に手仕舞う必要がある。これが出来るか否かは結局、自分のエゴを克服できるかどうかにかかっている。」

 

株取引の鉄則

まず第一に、市場全体の流れ、方向を見定める。そして最も抵抗の少ないラインを見出す。すなわち相場の基調を知る。

第二に取引戦略を立てる。市場の動きを確認するために、小口の打診を実行する。一時の衝動に駆られ、資金のすべてを投入するのは愚かである。

第三に、相場の材料が見えてから行動に移る。それまで辛抱強く待つこと。大儲けができるのは相場が大きく動くときであることを忘れてはならない。

 

四六時中相場にかかわる愚は避ける。株を現金化し、休む。

 

常に「最小抵抗ライン」がどの方向を向いているかきちんと見定める。少なくとも風をまともに受ける形は避けなければならない。市場が無風状態の時(持合い相場の時)、さっさと店じまいして、釣りでも何でもいいから、気分転換に出かけろ。

 

人間心理の逆をいけ。損切りは迅速に行え。手仕舞う積極的な理由がない限り、いっそうの利益拡大を狙え。相場の局面ごとに生じる主力株とともに動け。高値は更新と同時に買いである。安値株は必ずしも買い得ではない。なぜなら横ばいを続けるだけかもしれないし、値上がりのエネルギーを持たない銘柄かもしれないから。値上がりも値下がりも永久に続くわけではない。ただし、ひとたび方向が変わると、その新しいトレンドは流れが止まるまで継続する。この全体の流れに逆らうのは愚かである。

 

相場で勝つ条件:

1.タイミングの問題。いつマーケットに出て、いつ引くかという問題。

2.資金管理。手持ちの資金をすべて失うような愚をおかすべきではない。

3.心理的平静さを保つこと。

 

底値で買い、高値で売るのではなく、「タイミングよく買い」「タイミングよく売る」こと。並大抵でない忍耐力が必要。自分にとって好都合な環境が市場で形成されるのをひたすら待たなければならない。うまくタイミングをとらえるカギは忍耐にある。「時」こそ株取引を成功させる必須条件。「考えをめぐらせることで金がもうかるわけではない。ひたすら待つことで金が手に入る。」

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