前回お話ししたように、ふと立ち寄った本屋でたまたま手にしたある本に書かれていた1つの言葉。
この言葉が、私の銘柄選びを変えるきっかけになりました。
初めて聞く言葉
「スカトルバット」
聞いたことあります?
「スカトル・・・バット・・・」
私は野球が好きなので、あのバットしか思い浮かびません。
どんなバットだ~~~と。
本に書かれていたのですが、英語表記で「scuttlebutt」
辞書では「噂」と訳されるらしいです。
で、このスカトルバットが一体何なのか?というと、フィッシャーの考え方で「スカトルバットを使え!」というのがあるとのこと。
フィッシャーによれば、株式投資における「スカトルバット」は、単なるうわさではなく、「真実味を持ったとっておきの情報」という意味らしいのです。
ちなみにフィッシャーとは、アメリカの伝説の投資家で、なんとあのバフェットの師匠の一人。
スタンフォード大学ビジネススクールの株式投資論の講座では、フィッシャーの本が教科書として40年も使われているそうです。
まだ多くの人が知らない情報を先にGET!
なるほど、
「ある程度真実味を持った未来の情報」
「まだ多くの人が知らない情報」
これを少しでも早く仕入れて、人よりも早く株を買えば、その噂が現実になったときに株価は急上昇するのでは?
と、そのキーワードを見たときに感じたのです。
それ以来、私のスカトバット探しが始まりました。
情報はどこからやってくるの?
私は当然一般庶民ですので、そんな特別な情報が誰よりも早く手に入るわけではありません。
でも、アンテナを張り巡らして意識を高めておけば、不思議とそういう情報が集まってきます。
今は、だれでもインターネットで情報が手に入れられる便利な時代ですもんね。
そのチョットした意識を持つだけで、また別の本に引き寄せられたり、ネット記事にたどり着いたりします。
一つの手がかりが見つかれば後は簡単!
ググっていけばいいのです。いくらでも情報が入ってきます。
するとその先に個別銘柄があるのです。
ネットで手に入る情報では、もう遅いんじゃないの?
もちろん私レベルがたどり着ける情報ですから、株式投資に詳しい人たちはすでに知っている内容であることが多いです。
でも・・・ここがポイントなのですが、
何も誰よりも早く情報を手に入れる必要はないのです。矛盾しているようですが。
つまり、ある程度の人は知っていても、その他大勢の人はまだ知らない!ということが重要なのですね。
株式投資をしている大部分の人がまだ知らない情報。でもその銘柄に詳しい人や株式投資のプロはすでに知っていること。
その情報が広まったときに一気に人が集まってきます。
そこをほんの少し先取りするのですね。
ほんの少しといっても数年待つことになるかもしれません。(先取りしすぎると値上がりするまで待ちくたびれます)
でも、情報が広がり始めた時の株価へのインパクトは、本当にすごいのですよ~